6月24日、読売新聞 地域版
「ついに来るときがきたか」
と、開いて思った。
以下抜粋
浴衣地の両面に繊細な柄を染める伝統的な「籠(かご)染め★」技法を全国で唯一継承する紺屋「中野形染工場」(越谷市大間野町)が、存続の危機に陥っている。浴衣離れや、安価な輸入プリント地の普及などによる需要の落ち込みが原因。創業100年になる同工場の三代目、中野留男さん(62)は「何とか守ってきたが、もう限界。今季の出荷が最後になるかもしれない」と無念そうだ。
全文
私が3年前の夏、「埼玉の伝統着物」というイベントを開催しようとおもったとき、
お電話させていただいた中野さん。
そのとき、お出ましはいただけなかったものの、この籠染めで使われる銅版を貸していただいた。
社会が文化を形成し、時にそれは消えくものだ。
それはわかっているが、とても悲しいのは、
浴衣は着ている人は多く見かけるようになったものの、
それらはほとんどが、伝統を踏襲していない、
まがいものの浴衣なのだ。
それらの浴衣を何も疑問をもたず、
日本人がきていていいのだろうか?
浴衣は私たちの文化なのだ。
浴衣は気にせず、
海外のブランド物にはこだわる・・・
そして日本の伝統の手仕事が消える・・・
さかえ屋では、2008年も日本人の皆様には
反物からの御仕立てをお薦めさせて頂いております。
よければ弊店のコレクションをのぞいてください。
*弊店で浴衣をお買い上げくださったお客様には、
8月31日(日)、岩槻人形歴史博物館にて、
イギリス人セミプロカメラマンによる写真撮影会&国際交流イベントに無料ご招待をさせて頂きます。
確かに、海外のブランドは本物を持ちたがるのに、自分達の文化の象徴である着物や浴衣にはそれなりで・・っていうのは良いポイントだと思いました。
この間も、人間国宝に認定された方(確か竹で蒸し器などを作る方)が、素敵な伝統工芸を披露していたんですけど、継承する人がいなくてその人で最後かも知れないという話でした。。
伝統工芸が1つづつなくなる話などを聞くと、なんだか日本が日本でなくなってしまうようで恐ろしいですよね。時代の移り代わりはあるにしても大事な物はいつまでも継承していきたいですね!
サンディエゴではお世話になりました。
本当にそうだよね。
では継承するにはどうすればいいのだろう?
それはきっと
「安定した将来が見越せる」
ということだよね。
それを「購入」として支えるしかないのか?
もしくは「政府」に力を借りるのか?
またはほかの方策を考えるか?
何かいい案があればぜひアクションを起こしてみてね!
サンディエゴではお世話になりました。
本当にそうだよね。
では継承するにはどうすればいいのだろう?
それはきっと
「安定した将来が見越せる」
ということだよね。
それを「購入」として支えるしかないのか?
もしくは「政府」に力を借りるのか?
またはほかの方策を考えるか?
何かいい案があればぜひアクションを起こしてみてね!
サンディエゴではお世話になりました。
本当にそうだよね。
では継承するにはどうすればいいのだろう?
それはきっと
「安定した将来が見越せる」
ということだよね。
それを「購入」として支えるしかないのか?
もしくは「政府」に力を借りるのか?
またはほかの方策を考えるか?
何かいい案があればぜひアクションを起こしてみてね!
今日、中野形染工業さんが廃業することになったというニュースを見ました。(6か8チャンネルでした。)
私は、着物を年に1回着るのですが、自分で着られるようにと習い始めたばかりです。(母の着物を着ています)
着物の詳しいことは知りませんが、中野さんの浴衣に、とても惹かれました。柄も表裏の染めも、一瞬しかみえませんでしたが、着たい!と思わずにはいられませんでした。
すばらしい伝統が潰えてしまうのは、なんと悲しいことでしょう。
何とかして続けていただきたいですが、私は寄付ができるような身分でもありませんし、悲しいことですが、見届けるしかないのでしょうか。
一時的に休業として、いつか再開していただけたらいいのにと思いました。
はじめましてなのに、熱いコメントで失礼致しました☆
コメントをありがとうございました。
消滅する文化を寄付をしてでも救いたい、
そいうお気持ちに、私も励まされる思いです。
現代の日本人はお金の使い方が、昔の方と違います。
昔の人は文化のパトロンになり、それが文化を支えていたと思います。
中野さんとはご縁があり、4年前にお電話でお話をしましたが、もうそのときからあきらめの様子を感じていました。
職人さんが安心した生活をおくれずに、いい仕事ができるようになるとは思えません。
日本の社会が変るか、政府が援助をしていくようになるかないかぎり、こういった文化は消滅し続けていくと私は考えています。
コメントをありがとうございます。
私はテレビを見逃しちゃって、残念です・・・
みなさんのコメントに刺激を受け、
新しいブログでまたも籠染めの話をさせていただきました。
よかったらご覧になっていただき、ご意見をいただければ幸いです。
同じ心を持つ方がブログを見てくださり、私はとてもうれしく・励まされました。
メッセージを下さって本当にありがとうございます!
つたない文章ですが、お時間があるときに、読んでいただければうれしいです。
ブログを拝見しました。とても愛を感じました。
何も物議をいわないことは、現状を支持していると私は思うことがあります。
ちっぽけでもこういった情報を発信させていきたいと、そう私は努力しています。
こはるさんのブログは、私のいい刺激になりました。どうもありがとうございます!
このブログ観まして、どうしてもコメントしたくなりました===!!
実は先日、竺仙ゆかた籠染め反物十本手に入れコレクションにしましたました!!!職人が居なくなるとの情報を聞き以前より自分用に作りたいと思っていましたので、知人を頼って現物を観た時、この日本伝統文化が消えていくかと思ったら涙が出そうになりました!!
ブログの内容に同感です!! 文化庁にデモ行進したいくらいです。
とっころで、質問ですが籠染め仕立てでリバーシブルは不可能でしょうか???