サブタイトルをつけたのは、
あまりにも面白いので・・・
さて、初代がいつものごとく神がかり
「今年はお父さんの17回忌だ!」と。
そこで、大慌てで2月11日に法事を行うことになりました。
私の大大大好きな、近くのお寺の庵守さんがいらしてくださり、
お話していると「あんたんとこちょっと前にお経あげにきたね」と。
よく初代も考えてみると、父の没年と17回忌が一致しない!
そこでポジティブな初代
「没後20年みたいだけど、23回忌の心でやりましょう。
私はあと3年は生きてないから」
とうことで、かなり早い23回忌が行われました。
庵守さんは80を超えてもとってもお元気で、
お寺にお邪魔をしてお花を分けてもらう、
おこがましいですが、私にとって地元の大切な友達。
法会を毎日着ていらっしゃる庵守さんは、
この厳寒の2月でも絽を使っています。
聞けば2重にしているので暖かいし、軽いそう。
何月だから何を着てはいけない!
という考えではなく、
毎日来ているうちに、
自然に自分の気持ちと体に合うものに着物を合わせている。
それがいわゆるあなたの文化になると思う。
文化の主体として、毎日続け、それを続けていたら、
文化ルールなんてよりも、自分の道を優先してもいいんじゃない?
さて私の着物ですが、今日は法事ということで、地味目の色無地に、喪用の帯、帯締め、帯揚げです。
ブラックフォーマルの洋服を買おうと思うと、結構なお値段がしますが、
こういった地味な色無地はリサイクルでは弊店では1万くらいであるので、
お財布にもやさしいうえ、長く切れるので得した気分。
それにしても仏壇が、衣装持ちの母の箪笥に挟まれていて・・・呉服屋でなければ許されないでしょう。。。