まだあった二代目の単衣

  • 2010.02.28 Sunday
  • 00:57
この紅型調の単衣には、人生を大きく変える思い出があります。




この単衣をもって私はノルウェーに留学をしたのです。


30代にさしかかろうとしていて、

地味にサラリーマンをしていた私にとって

こんな着物をきるというのは夢にも思わなかったのですが、

ある日初代が「リサイクルの着物のあんたにサイズがあったから」と、

この着物をくれました。

「こんな派手なのきれない!」思っていたのですが、


外国人の友達に見てもらったところ

「すっごいきれい!」といわれ、

紬の様なものよりも染をもっていたほうが、喜ばれるんだなあと思い、

この着物を持参しました。

そして本当にこの着物のおかげで、よいご縁と経験をたくさん頂き、

今の自分に繋がっていきました。

本当に思い出深く、30をゆうに過ぎて、派手だろう!とつっこまれようと、

いまだに着ている一着です。


帯は無地のななこ織、こういった無地で、朱の帯は、意外となんにでもあい、持っていて損のない1本です。



ノルウェーでの留学についてつづっておりましたアルクさんのブログが、

この度こちらで見られるようになりました http://www.kimono-sakaeya.com/alcblog/

本当に海外行ったら着物です!ですよ。

法事の着物 〜父の17回忌のはずが!?〜

  • 2010.02.20 Saturday
  • 22:34
サブタイトルをつけたのは、

あまりにも面白いので・・・


さて、初代がいつものごとく神がかり

「今年はお父さんの17回忌だ!」と。

そこで、大慌てで2月11日に法事を行うことになりました。


私の大大大好きな、近くのお寺の庵守さんがいらしてくださり、

お話していると「あんたんとこちょっと前にお経あげにきたね」と。


よく初代も考えてみると、父の没年と17回忌が一致しない!

そこでポジティブな初代

「没後20年みたいだけど、23回忌の心でやりましょう。

私はあと3年は生きてないから」


とうことで、かなり早い23回忌が行われました。


庵守さんは80を超えてもとってもお元気で、

お寺にお邪魔をしてお花を分けてもらう、

おこがましいですが、私にとって地元の大切な友達。


法会を毎日着ていらっしゃる庵守さんは、

この厳寒の2月でも絽を使っています。

聞けば2重にしているので暖かいし、軽いそう。


何月だから何を着てはいけない!

という考えではなく、毎日来ているうちに、

自然に自分の気持ちと体に合うものに着物を合わせている。

それがいわゆるあなたの文化になると思う。

文化の主体として、毎日続け、それを続けていたら、

文化ルールなんてよりも、自分の道を優先してもいいんじゃない?



さて私の着物ですが、今日は法事ということで、地味目の色無地に、喪用の帯、帯締め、帯揚げです。

ブラックフォーマルの洋服を買おうと思うと、結構なお値段がしますが、

こういった地味な色無地はリサイクルでは弊店では1万くらいであるので、

お財布にもやさしいうえ、長く切れるので得した気分。


それにしても仏壇が、衣装持ちの母の箪笥に挟まれていて・・・呉服屋でなければ許されないでしょう。。。

単衣の紹介が終わってないのに・・・12月

  • 2009.12.20 Sunday
  • 21:42
がんばって、私の着物を紹介していこうと決めたのに・・・

12月なのに、まだ単衣が終わってない悲しい


これにはわけもありまして、

私大の単衣好き!


軽くって、動きやすい!


しかも6と9月しか着ませんというような

文化的因習はあまり気にしません。


法律はやぶると罰せられるけど、


文化は自分の責任を負うことを決めれば、どう変化してもいいでしょう?

だから単衣の着物持ちなんです。

海外に持って行くのにも、荷物が軽くっていいの。

袷と単衣たぶん1対1くらいで持っているかも・・・




これも母からもらった1着なのですが、

本当に素敵なんですよ・・・


白の凝った生地に、色々なお花を描いた小紋・・・

でも、ちゃんとすその方は大きくお花が書かれていて、
訪問着の雰囲気もあります。


色のためか着ると、すがすがしい気分になり、
ついつい着てしまう一着です。


帯は前にもご紹介した、これも母からもらった絽の帯。



一緒に写っているノルウェー大使館の文化担当カーリーは


ノルウェー勤務に代わってしまい、今はなかなか会えませんが、


着物という文化のおかげで、こうやった仲良くさせてもらいました。

文化って本当にすごと思う。

秋の単衣は、超びっくりな人と

  • 2009.10.05 Monday
  • 23:09
家の近くで、よく見かける

こちらのレディー



とーっても不思議だったんですが・・・


会話は成り立ちませんが、ちょっとしたきっかけで

お友達に。



大宮もインターナショナルになったものです。

彼女が何語を話しているか分かりません。


せっかくなので、この着物もご説明をさせてください。

着物はいつものごとく母から。

色といい、梨の模様といい9月に向いた単衣ですが、

この甘ったるくない色に見せられ、

6月にも着ています。

模様は、ちぎりえ作家妣田 圭子さんの作品。


帯ももちろん母から。

もう倒産してしまった問屋さんのお勧めの商品で、

作家さんのものらしいのですが、

覚えてないそう。

帯芯が入ってないので、

単衣にも袷にもあって、

しかも邪魔にならない模様は、

とっても重宝しています!

帯揚げは加藤萬ですが、

リンダシ(絞り)では珍しくありません。

帯締めは、冠(ゆるぎ)です。

この水色の色は、どんなコーディネートにも

都会的なイメージを与えてくれて、大変重宝しています!

そうそう!冠(ゆるぎ)シリーズは、

特別価格9000円でご用意しております。

約40色かな?揃い、締めやすくて、緩みくく、

とってもお勧めです!

9月初旬のコーディネート

  • 2009.09.18 Friday
  • 00:04
着物を日常に着ている方なら、分かってもらえる!

9月は単衣って決まりきった考え方は、文化の形骸化だって!

でも、今年は秋が早かったせいか、決まりごとよりも、気温で夏物か単衣か、袷か決める私でも、

9月4日から単衣をちゃんと着ました。



でも、着物以外は絽で、夏の余韻を出しております。

いくら涼しくても、やはり夏の名残を感じる日でしたので、

全てのを秋使用に変えるのは、見た目にも暑苦しいと判断したので。


着物:初代からもらった生紬の単衣。全体に花の模様があります。

これはかなり早い時期に初代からもらった着物。

ノルウェーに持って行こうと思っていたのですが、

外国人の友人たちに「これは地味すぎる」といわれて断念。

サラリーマン時代はいつもこんな色を着ていてので、

この着物をもらった時は、まさに自分の好みにぴったりで本当によく着ました。



帯:これも初代からもらった 撫子柄の絽の名古屋。

この色合いがとっても大好きだけど、7・8月は絽では暑すぎてなかなか出番がないのが惜しい。

しかも6月では撫子はまだ早い?なんて一応考えてまして・・・

そんなこんなでよく9月にはこの帯をしまます。

帯揚げ帯締めも、やはり初代からのもらい物で・・・


今回、唯一自分使用は、絹の絽の襦袢!

でも見えないですよね(><)

一番暑い日の着物

  • 2009.09.14 Monday
  • 14:15
新シリーズをスタートしました。

”二代目の箪笥箱”

いったいいつまで続くでしょうか・・・


===============

前に書かせていただいたように、

私の着物について少々ご紹介をさせてもらいたいな〜

と思っております。

1回目は、季節が終わってしまいましたが、

「夏、しかも一番暑い日にはこれ!」という一着。



着物も帯びも、いずれも初代からのもの。

着物は、「スイシャ」という織らしいのですが、

創作していた問屋さんがつぶれてしまい、

初代は感性で買うので、ロジックは分からないとのこと。

撚糸が強いので、肌にまったく吸着せず、本当に涼しい!

初代は麻の襦袢をもっているため、麻にこの着物だと炎天下でも平気だといいます。

私は麻の襦袢がないので、ポリエステルをきているので、
汗だくになってしまいますが・・・

どうしても炎天下で、浴衣では許されないシチュエーションはこの1着です。


帯は絽綴れ。

じっくり見ていただかないとわからないのですが、

青の部分には、本当にこまかな模様がはいっています。

さすが、京都の西陣の誇り、爪で織りなす綴れだな〜と。

たぶんすっごく高かったんだろうなあと感じますが、

私はこれを紅梅の浴衣にも合わせています。


真夏に赤の帯は暑苦しい?と思ったのですが、

ぼやっとして色よりも、きりっとしてこういった色の方が、

夏の緑には映える気がします。


帯揚げは、加藤萬の麻の帯揚げ。

帯締めは、これも初代がうん十年前に買った野沢組紐の平のグラデーション。



あ!帯揚げ以外は、全て初代のお古ですね。

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