先日、埼玉県知事上田さんとお話しする機会をいただきました。
(密談ではないですが、ほんの数名のみこの会に招かれたので)
県の古い図書館をどうして行くかというテーマなのですが、
二代目は実もふたもないこと言いました。←日和見主義でないので、県の方ごめんなさい。
「そもそも県が図書館を持つ必要があるの?」
他の国を調べると、市が図書館を運営。そして国立図書館のみという形です。
2代目のない頭で、出した結論は
−県にある大学や、施設の図書館を県民に開放する努力をする
(頂いた資料には、男女共同参画のために作られた施設の中の図書館や、
放送大学の図書館はカウントされてませんでした)
−今図書館のない市町村の公民館に簡易図書館を作る支援をする
−「仏」作って、「魂」いれずにならないように、
本を読む習慣つける支援体制を作る。
−図書館の目的は、自立した市民(心を有機体にして、自分の難問を自分で解く)を作ること。
であれば、図書館という形態でなくてもいいのでは。
心を有機体にするには、私は一番はホンモノの大人に合うこと。
ホンモノの大人=職人さんという短絡的な私としては、
埼玉の工芸が小川町の工芸館しかみられないのが残念でならないので、
ぜひ立地のいい場所でそんな場所が出来ればと思い、
と私なりの意見を言ってまいりました。
こんな生意気な私に意見を言わせるチャンスを下さった
埼玉県県庁の方々にまずはお礼を申し上げます。
そして、上田知事、
勝手を申しいまして、失礼をいたしました
だってこの素敵な紬、埼玉県で作られたんですよ!
それも80を過ぎても(おそらく90近い)ご健在で超クールな
荒井明さん静江さんご夫妻が作ったんです。
お二人とお話するだけで、「人生ってすごい」と思うのは私だけじゃないはず!